そもそも問題を解く前に、のはなし。
今週のお題「人生に影響を与えた1冊」
このたった一節だけ、だけど。
その問題を作ったのは誰なのか、
その問題を自分たちに提示している仕組みは何か、
という客観を持つことが重要なのであって、そこに一段高い視点が存在する。
つまり、問題を解くまえに、
その問題は何故生まれたのか、
それを解くことの意味はなんなのか、
問題自体が間違っている可能性はないのか、
という問いかけが大切なのだ。
(森博嗣 「臨機応答・変問自在」より)
この問いかけをしてみると、問題の見え方も少し変わってくるし、変わってきた。