業界のパイセンがかっこよかったはなし。
「いやーむこう(D社H社)のほうが何倍も強いわけだから、俺らはあいつらの何倍も考えなきゃダメだよね」
一週間くらい前、某広告会社のパイセンと飲む機会があった。たいていくだらない話しかしてないのだけれど、「春から社会人なんですよね」みたいなことを言ったら、パイセンが真面目な話をしてくれた。(パイセンと同じ業界に僕は進む)
先日の飲み会で先輩が言ったのが最初の台詞。あたり前だろ、って思う人も多いんだろうけど、僕はだいぶアホで呑気だったんだけど、先輩の台詞を聞いて思い出した。
あ、負けてるんだよな、俺、今。
知り合いにD社に行く先輩がいる。あるイベントでH社にいく内定者のひとを何人も見た。たぶん頭の出来なんて対してかわらないと思いたい。(先輩いわく僕が行く会社は"シブい"そうだ。もちろんいい意味が半分、残りが半分だ。)
卑屈ぶるわけじゃないけれど、自分が明確な敗者というか挑戦者であることをすっかり忘れたままだった。その人たちと同じことをやってたら勝てるわけがない。あ、なんで忘れてたんだろう、僕のバカバカ!
そういえば、その先輩はこんなことも言ってた。
強いやつに(コンペで)勝つの超楽しいからね。
軽く、いやだいぶ興奮した。主人公にはなれないことを受け入れた僕には刺さりすぎる言葉だ。まっすぐ戦うよりも、ぼくは静かに息を潜めて、相手を殺すチャンスを伺っていたい。そして後ろから急に襲いかかりたい。
視界にも入らないやつに寝首をかかれて、ざまーみろ!って僕はそいつらに言いたい。
さて、前向きに後ろ向きな決心を再び決めたところで、今日も1日がんばろうと思います。(現在21時)