500円以下のボールペンで、アイデアを素早く快適にメモしたい人向けの私的まとめ
趣味は何かと聞かれたら「500円以下で書きやすいボールペンを追求すること」と答えているんですが、ほとんど理解してもらえません。こんにちは。
前にこんなものを書きました。この頃からボールペン探しが趣味になっているのだけれど、このときからだいぶ僕のペン立てにならぶボールペンが変わってきたので、改めて続編を書くことにしました。
テーマは相変わらず「アイデアを素早く快適にメモしたい人向けのペン」
「どんなときに使うか」というのも付けてみたけど、これはまあ個人差ありまくる部分なので本当に参考程度に。興味があったら文房具屋もしくは書店で実際に試し書きしてみて、少しでもいいと思ったら、思い切って買ってしまってください。
あとあらかじめ伝えておくけど、ジェットストリームは紹介しない。
急いで思いつきを殴り書きしたいとき。
過剰なまでのインク供給で、筆圧をほとんどかけずにささっと濃い文字がかける。ノック式でないことと、リングノートのリング部分に挟めないのが難点だけど、書きやすさはすばらしい。
三菱鉛筆 ボールペン ユニボールエア 0.7mm 黒 UBA20107.24 10本入
- 出版社/メーカー: 三菱鉛筆
- 発売日: 2015/11/26
- メディア: オフィス用品
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力の入れ具合で細い字も太い字もかけるペン。わりかし太く書けがちだけど、書きやすさ文字の途切れなさは優秀。
しっかり考えたい時
最初に紹介したeyeが、ちょっとインクが出すぎるな/もうちょっとブレーキというか抵抗がほしいな、、と思ったらこれ。eyeほどドバドバとインクが出ないけれど、なめらかに記述できる。
というか一番のおすすめペン。
ファンがとても多いらしい。知らなかったけど納得。
しっかりと考えたい時、秩序だった考え事をするときはこのペンにしている。先ほどのeyeやairでの殴り書きになれてしまうと、若干インク供給に不満を感じるけれど、他のペンと比べたらかなり優秀な部類だと思う。
しかもボディが細いので、リングノートのリング部分に差して持ち運ぶこともできる。お気に入りのリングノートの紙質と相性が合うならこんなにいいペンはないと思う。特にぼくは筆箱を持ち歩かない派なので、ニーモシネA4方眼にこのペンを差して持ち歩いてる。
思いつきをつらつらと書きたい時/まだ頭がそんなにまとまってない時
いやこれボールペン違いますやんというツッコミは控えて下さい。
インクはどばどば出て欲しかったり、もっとなめらかな書き味を追求するならこれ。 アイデアをつらつらと考えたり、連想を続けるときにメインに使っている。プラマンシリーズは筆ペンのような独特の書き味をしていて、人に勧めるけど好みが別れる。ちなみにトラディオ・プラマンの廉価版です。
ただプラマンのほうが、トラディオ・プラマンより細い字がかけるので、個人的にはプラマンの方を押している。ただデザインが渋過ぎるのが若干のネックですね…
漫画家の方が使われるペンのようですが、アイデア出しにも役立ちます。0.05から1.0まで太さがあって、個人的には0.2か0.3あたりが細すぎず太すぎずでちょうどよいかと。お店によっては試し書きできないので、ぺんてるのサインペンみたいな太さが欲しい人は0.4か0.5を、そうでなければ0.2あたりをおすすめしておきます。
Post-It専用
皆さんご存知のぺんてるサインペン。上に紹介したペンでもいいけど、Post-itはこれじゃないとダメだと思っている。特にパワーポイントなどのスライドづくりのときに構成を考えるためにこの組み合わせをよく使っていた。いつか箱でまとめ買いしてみたい。
若干油性寄りの書き味が欲しい時/落ち着いて考える時/普段のボールペンとは違う気分で書きたい時
比較的インクがドバドバ出ないけど、しっかりと掠れずに書けるペン。どうしても上に紹介したペンになじめないならこのあたり。
正直お店ではほとんど見かけないんだけど(関西学院大学の学生協で唯一見かけてる) 上に紹介したプロテックの廉価版だと思うけど、青でシンプルな見た目がかわいいので、こっちのほうが好きだったりする。書き味はほぼ同じ。
使ってないけどこの辺もアリだと思うペン
三菱鉛筆 ボールペン シグノRT1 0.5mm ブルーブラック UMN15505.64 10本入
- 出版社/メーカー: 三菱鉛筆
- 発売日: 2013/01/21
- メディア: オフィス用品
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ノック式と比較的インクもかすれにくい。0.5より太いほうが個人的にはおすすめ。あとブルーブラックの色があるのも素敵。黒だと目当たりがキツイけど、青じゃ明るすぎるっていうボールペン好きのツボを抑えてくれている(ような気がする)
以上、こんな感じ。紹介していないのもいくつかあるけど、それはまた機会見つけて次回書くことにします。では。
気になったやつ0505
もう映画も終わったし、今更なんだけど。是枝さんは海外では小津安二郎の再来のように捉えられているとどこかで聞いた。生活感のあるフィルムを撮るのが特徴らしい。といいつつ僕は小津安二郎の東京物語すら見たことないから語れることはなにもないのだけれど。
ぼくは原作ファンだったのもあり、映画に関しては尺不足だったり、描写に関する不満が残ったけれども、海街Diaryの世界観が漫画からリアルにおいて表現されたことはとても嬉しい。
氷菓という、米澤穂信さんの小説及び、アニメがある。その主人公である折木奉太郎というキャラクターがいるのだが、彼のキャラクター設定としてつくった「彼が読んでいる本、彼の部屋の書棚」というものがあるらしい。
マーケティングではターゲットのライフスタイルや嗜好を把握し、プロジェクトメンバー全体でズレなく共有するためにペルソナを作成するが、小説家や脚本家、物語をつくる人はその登場人物により奥深さ、生命感を感じさせるために設定を細かく作っていくと思うのだが、そのキャラクター設定をこのようなカタチで公開することはおもしろいと思った。
そういえば、現代美術家のクリスト、ジャンヌ=クロード夫妻は、自らのアートプロジェクトの資金を得るために、プロジェクトのスケッチや設計図を販売しているそう。
彼らのアプローチとなんとなくだが共通するものを感じた。裏設定や過程を共有することでエンゲージメントを高めるというのだろうか。とにかくおもしろい。
暇だったのでカレーライスとカオマンガイマップをつくった。
なお僕も行ったことないお店ばかりなのと、カレー屋さんはちょくちょく移転してたりするので、情報の正確さについては保証できないけどごめんね。
事前に食べログなりRettyなりで調べてね。